ジム内でのマナーについてご存じでしょうか。
ジムによって会員規則はさまざまですが、今回はどのジムにも共通するジムマナーについて5つ紹介します。
今回の記事では、ジム初心者の方にもオススメの記事です。筋トレに関する用語でわからない言葉があれば、こちらの記事を参考にしてください。
【参考記事】筋トレ用語集|トレーニングの専門用語を徹底解説▽
近年のジム事情

そもそも、ジムマナーとは何でしょうか?
なぜジムマナーを守る必要があるのでしょうか?
ジムを利用していて、「気分が悪い」「不快感がある」と思うことはありませんでしたか。
トレーニングに集中したいのに、ちょっとしたことで気持ちが切れてしまうとやるせなくなりますよね。
ジムマナーとは

ジムマナーとはジム内での立ち振る舞い方や行儀という意味です。
強制ではないですが、守るべきものという立ち位置です。
ジムマナーを守ることによって、利用者同士、お互いに気持ちよくジムを利用することができます。
今回は、実際のジムマナーについて5つ紹介します。
ジム初心者だけでなく、上級者も必見の内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
【その1】マシン使用中のスマホ操作

スマートフォンなどのタブレット端末は一人一台持ち歩いている時代ですが、誰しもが行うスマホ操作が、他の利用者に迷惑をかけているかもしれません。
特に注意すべきなのは、マシンに座った状態でのスマホ操作です。
セット間のインターバル中にスマホを触りたくなると思いますが、他の利用者が同じマシンを使いたくて待っている場合、とても不快に思われると思います。マシンに限らず、トレーニングベンチやフリーウエイトゾーンでのスマホ操作は極力控えるようにしましょう。
ただ、音楽をスキップしたい時など、どうしても触りたい場合は、申し訳なさそうにサッと手早く使用しましょう。常識の範囲内で、他の利用者に不快感を与えない程度なら良しだと思いますが、ジムによってはマシンに座ってのスマホ操作禁止のところもありますので注意が必要です。
【その2】器具の独占

同じ種目をたくさん行って追い込みたい時があると思います。その時にも、気づかない間に周りに迷惑をかけているかもしれません。
それは、器具の独占行為です。
自分では気づいていない間に30分も40分も同じ器具を使用している場合があると思います。中には1時間というケースも耳にしたことがあります。
特に、複数人で行う合同トレや、初心者が悪気がなくベンチに座って休憩している、また、インターバルの時間が長いため独占してしまうケースがよく挙げられます。
器具の独占を防ぐ方法として、ジム内の様子を適宜把握して、待っている利用者がいないか確認することが大切です。また、どうしてもインターバルを5分以上とりたい場合は、一度マシンを開けるか、他の利用者と交代で利用するという方法もあります。
ジムによってはマシン利用時間を制限しているところもありますので注意が必要です。
【その3】撮影行為

スマホで自撮り、フォームの確認、ジムの様子などを撮影したい時ってありますよね。スマホで簡単に写真や動画を撮影できる時代になりました。
ただ、ジムには他の利用者もいらっしゃいます。撮影時に他の利用者が写り込んでしまい、それをSNSなどに投稿して問題になるケースもあります。
また、撮影するということはスマホを触るということ、つまり、他の利用者が不快感を得たり、マシンの占領に繋がる可能性もあります。
ジム内で写真や動画などの撮影をしたい場合は、ジムが撮影可能かどうかの確認と、周りへの配慮が必要になります。特に、トレーニング初心者や、ビジター利用で初めてそのジムを利用する際は要注意です。慣れていないジムでの撮影行為は控えましょう。
【その4】声の大きさ

トレーニングをする際、力が入って声が出てしまう時があると思います。また、トレーニング終わりに他の利用者との会話を楽しみたい場合もありますよね。
でも、もしかしたらその声の大きさが他の利用者の迷惑になっているかもしれません。
特に多いのが、イヤホンを付けながらトレーニングしており、トレーニングに集中しているため自分が出す声に気づいていない場合です(気づいているかもしれませんが)。
トレーニングに集中することは素晴らしいことですが、その頑張りが裏目に出てしまわないように、一度自分の声の大きさを見直してみてはいかがでしょうか。
【その5】器具の扱い方

トレーニング中、「ガチャン」「ドン」と大きな音を聞いてびっくりした経験はありませんか?
最後に紹介するジムマナーは、器具の扱い方です。
器具を乱雑に扱う行為は、先ほど話した騒音が発生し、周りの方が驚いてしまう可能性があります。
さらに、それとは別の問題もあり、マシンの重りをいきなり落としたり、ダンベルを投げ捨てるように落とすと、破損に繋がります。
マシンやダンベルなどは意外と簡単に破損します。特にダンベルを床に落とす方を見受けられますが、ダンベルの重りの中でシャフトが折れることがありますので絶対にやめましょう。
ただし、追い込んでしまってどうしても床に落としたい場合は、専用のマットなどを敷いて行うようにしましょう。
器具が破損して困るのは、経営するジム、他の利用者、さらには自分自身です。
一人一人が器具を大切に使い、みんなが集中して楽しくトレーニングができる環境作りを心がけていきましょう。
まとめ
今回の内容のおさらいです。
- マシン使用中のスマホ操作
- 器具の独占行為
- 撮影行為
- 声の大きさ
- 器具の扱い方
今回はこの5つをご紹介しました。
みなさんが気持ちよくジムを利用するために、ジムマナーを守って楽しくトレーニングをしましょう。
各項目の重要ポイントをマーカーで示してあるので、見直す際はこの部分に注目して見てくださいね。